今日、晴天、お米によるパンを求めて岡田中の『大庄屋 上野家』へ出向いた。

world-hoken2006-05-04

10時にパンの窯が上がるとの事で、11時頃に到着したが、今日は連休で焼いてないとの事、
昨日の電話はどうだったんだ!もう少し親切な対応を願いたいもうのだ。
直売所には地元こしひかり100%で焼いたお米パン(これは今回なかった)、由良ヶ岳の清水で
醸造した地酒『彌一郎』、地元の野菜で作った奈良漬け、等々、、、、、

室町時代から加佐の地に15代続く『上野家』、初代上野宗信が室町時代伊賀国から丹後国加佐郡
岡田庄西方寺村に移り住んだのが始まりで、代々農業と養蚕を営む豪農であった。

江戸時代九代目当主宗永の時(文化七年・1810年)田辺藩から由良川流域十四ヶ村の庄屋をとりまとめる大庄屋に任命された。以降代々の当主は『彌一郎』と名乗ります。

明治維新後『十二代目彌一郎(宗愛)』は京都府議会議員を二十一年間勤めた後、衆議院議員に当選し、三期六年にわたり、国政に参与しました。
京鶴鉄道の敷設や京都大学設置などへの業績を残し、引退後も八十歳でなくなるまで地域の振興に
大きく貢献しました。

約7万点にも及ぶ近世・近代の資料を残し、現在、上野家資料として、天の橋立の府立丹後郷土資料館に寄託されています。

地元にいながら初めて『上野家』訪問、岡田中地区にあるとは聞いていたが、場所は、今、廃校?
休校中の舞鶴市立岡田中小学校の直ぐそばにあった。

回覧板でこの冬の大雪で土塀が壊れたと記載があったが、、、、確かに中庭の土塀は撤去されて工事中であった。

整備されて展示室やオクドサン(窯、ご飯、おつゆ等炊き上げる装置)座敷、上の間、便所、蔵、
庭園、展示室、手打ちそばの体験コウナー、田舎料理の提供(予約で1日30食)